本当に失敗しない会社印づくり

1)2,000~3,000円の安価すぎる会社印はお勧めできません!!
皆さんの中には、初めて会社印を購入される方もいらしゃるかと思います。
昨今のインターネットの印鑑ショップの一部は、残念ですが一番大切な印鑑の品質を無視した価格競争の状況にあります。当社もなるべく安価で提供したいと努めておりますが、それは絶対に会社印の品質を落とさない事が大前提です。
私の経験では一定以上の品質の会社実印を一本、2,000~3,000円の価格で販売することは不可能です。
一本の印鑑には、印材のコストや、字入れ・彫刻・仕上げ等に最短でも延べ2~4時間の工程や手間を必ず要します。
要するに2,000~3,000円と言う会社印の価格は、手を抜かなければありえない価格なのです。
手を抜いたダメな会社印とは?
一言で言えば、「字のバランスの悪く」「仕上げの粗い印鑑」です。
左の印影は、実際のものなので良く判らないかも知れませんが、まず、内枠の中で字が寄っていて、上部の空白が不自然です、また、字が弱弱しく、何よりも字自体が良くありません。それから、この印鑑は彫刻も浅く、殆ど仕上げがされてません。
実際の話として、初めて会社印を購入された方はその会社印の良し悪しが判らないのでは?
会社印は重要な場面で押印される事が多いのです。
ある意味では、会社の顔でもある会社印が手抜きのバランスの悪い印鑑では絶対に発展・繁盛しません。
当社は会社印の専門店です。
当社では、一本一本、そのお客様の発展・繁盛を祈りながら彫刻しています。
だから、絶対に手が抜けないのです。
今、新規創業会社の5年後の残存率は、わずか50%と言われています。
この厳しい状況で、起業される方には、お客様への思いのこもった会社印ドットコムの会社印で発展・繁盛のお供がしたいと思っています。

2) 大型印鑑ネットショップの印鑑は本当に安心できるのか?
今年の春のことです、あるお客様が店舗の方へ来店され一本のオランダ水牛の印鑑を差し出して、「この印鑑はインターネットで購入したのだけれど、気に入らないので彫りしてください」とのお話でした。
早速そのオランダ水牛の実印を拝見したのですが、確かにひどい彫刻なのです。
どのようにひどいか言うとまず印鑑の仕上げが全くしてありません。おそらく、機械で彫刻したまま何の仕上げもしないで発送している感じでした。
その印鑑は画数の多い字と少ない字が混在するお名前でしたが、単にそのまま字を配置しただけで、画数の少ない箇所が空白だらけの非常に字のバランスの悪い印影で、お客様が気に入らないと感じられたのは当然です。
お客様が購入されたのは、ある大型印鑑ネットショップでした。
この大型印鑑ネットショップでは一日に何百本も印鑑が注文が入るそうです。 印鑑はいくら多くの注文を頂いても大量生産ができません。
印鑑は彫刻表記名が全て違います。ご希望により書体も、彫刻文字数も全て違います。
単に字を並べただけでは絶対に良い印鑑はできません。印影をバランス良く彫刻する為には、それなりの技術と経験と時間が絶対に必要なのです。
要するに印鑑彫刻はマニュアル化や標準化ができないのです。(品質を無視すればできますが....。)
一日に何百本も印鑑を生産している大型印鑑ネット店では現実にその何百本のすべての印鑑を気にとめるのは難しいと思えます。
こと印鑑に関しては、大きいからと言って大型印鑑ネット店が一概に安心とは言えません。
当社、会社印ドットコムは会社印の専門店です。
専門店だからと言っても品質を保つ為には一日の彫刻本数には限りがあります。
時には繁忙により客様へのお届けが遅れて、ご迷惑をおかけするかも知れませんが、会社印専門店として手を抜かずに納得いく会社印をお届けするとことを誇りにしています。
また、お客様へ会社印が到着後に万が一お気に召さない場合は2週間以内であれば、「無料彫り直しサービス」のサービスがございます。


3) 印鑑の押印機会が多い場合は、印材は柘よりも、黒水牛以上を!!
印鑑の押印することが多い場合は、木材系の印材よりも、角や牙系の印材をお勧めします。
柘植材等では押印の際に朱肉の液質が印面に付着しますが、そのままの印面で放置されますと場合によっては木が弱くなって欠ける原因になります。
その点、黒水牛やオランダ水牛・象牙等の印材は強固ですし、液分で腐って弱くなる心配もありません。
印鑑の押印機会が多い場合は、できればご予算が許せば少し高くなっても丈夫で長く使える黒水牛以上の印材をお勧めします。
※柘植等の印材では、印面の液分をテイシュ等でふき取ってから保管すると長持ちします。
4) 更に押印機会が多い場合は、最初の注文時に予備として同じ印影の印鑑をもう一本作る
弁護士様などの職印で、更に使用頻度が極端に多い用途では、
印鑑の作成時に同じ印影の印鑑を2本作られるのも得策です。
よく印面の一部が欠けた弁護士様の印鑑をお見受けします、あとから既存の印鑑と同じ印影の印鑑を彫刻することはできませんので、我慢して使用されているようです。
その様な背景もあって同じ職印を2本同時にご注文されるお客様も多くなってきています。
但し、予備の印鑑も増える訳ですから、印鑑の使用や管理を人任せにすると色々トラブルの原因になることもありますので、必ず責任者が管理するように注意ください。

小さいサイズの印鑑は印面が破損しやすい?
法人代表印などは印鑑のサイズが小さい(15㎜など)と印面が欠けやすくなります。
個人の印鑑と比較して表記文字数が多いので、その分だけ彫刻文字が小さく、細くなります。彫刻文字が小さく・細いと、どうしても耐久面で劣り、印面が欠けやすくなります。
従いまして代表印などでは16.5~18㎜、角印では18-21㎜以上の一般的なサイズをお勧めいたします。特に会社名の表記文字数が多い場合は注意ください。